リネージュMの記憶

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【リネージュM】レベル60達成!!だが・・・

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思ったより早く60に到達した。
だが、これは悲劇の始まりに過ぎなかった。

レベル60までの道のり

レベル60までほとんどハイネ放置でレベルを上げた。
ぶっちゃけるとリネージュMはハイネゲーである。ハイネに始まりハイネに終わる。

本家リネージュではハイネフィールドなんて用もなく行くこともなかったが、リネージュMは朝起きたらハイネ。寝る時もハイネ。
つまり四六時中ハイネにいることになる。

 

苦行の日々

会社での仕事中、この忌々しいハイネから脱出する方法を考えてみたが、レベルを上げるか、課金をするしか方法が無いことに気づいた。
課金するのに抵抗があった俺はレベルを上げることを選んだ。クラン員がOEしたり、ボス行ってワイワイしている間も俺は黙々と狩りに勤しんだ。

 

「欲しがりません勝つまでは」

 

レベル60になるんだ!
俺は心に固く誓いを立て、無心でハイネフィールドを駆け回った。 
(PC版には無いけど、リネージュMのオート狩り機能これ本当に楽だね。多分この機能がなかったらここまで続けてないわ)

 

60レベル達成とバウンス習得

そして念願の60レベルを達成した。感無量である。
さっそく命中がアップするというナイト技術のバウンスアタックをアデナ1M払って覚えてみた。


「これでハイネとはおさらばだ。俺はドラゴンバレーでレアアイテムを出すんだ!!」


俺はハイネでコツコツと貯めたアデナで作った銀武器の+6SLS(シルバーロングソード)を握りしめて意気揚々とドラゴンバレーへと飛んだ。

 

新天地ドラゴンバレーでの洗礼

ところがである。
ドラゴンバレーに到着して狩りを開始したのもつかの間、俺は己の非力さを思い知った。

ハイネだと十分な程にヒットしている俺の攻撃が、ドラゴンバレー(通称:DV)に行くと頻繁にスカるのだ。バウンスアタックを使っていてもである。

 

まじで?俺ってこんな命中低いの・・・?(;´∀`)
多分レベル差のせいだろうと思い、俺はガックリと肩を落として再びハイネフィールドに戻ってきた。

 

「・・・ただいま」
「おかえりなさい」

 

長年過ごしてきた地にクソくらえと別れを告げた俺の事を、ハイネは再び温かく迎え入れてくれた。

俺をエント、カニ、亀、蛾、蜘蛛、ラミア達が皆笑顔で包み込んだ。
懐かしく、嬉しいような照れくさい感情が俺の中に湧き起こる。

 

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涙が頬を伝う。


嗚呼・・・最初から俺にはハイネ以外に行く場所なんてなかったんだ・・・。

 

 

~完~

 

65なったらまたDV行くわ。待ってろやクソが。